秋葉原のパソコンハウス東映にSUPERMICROによるIntel Quark SoC X1021搭載ボード「A1SQN」が入荷したそうです:
Intel Quark SoC X1000シリーズはSoCということで、チップ自体にいろいろな機能を集積しています。それを元に比較的素直な実装となっています。また、ソフトウェア環境としてはIntelのコードネーム「Moon Island(Moon Island Platform Technology)」が使用できるとのことから、Intelのリファレンス・デザインに沿ったボードであるようです。
似た仕様ということで考えるとIoTゲートウエイ開発キットのうち、DK100シリーズ(コードネーム Cross Hill)が近そうです。おそらくはこの設計に近いものなのではないかと思われます。
Microsoftは保証してくれないでしょうが、Intel Galileo用のWindows Blue RTM Internet of Things Build(Windows for IoT / Windows IoT)も動作する可能性が高いと思います。ただし、Intel Galileo Gen 2ボードでIntel Galileo Gen 1ボード用のWindows IoTを起動したときのように、GPIO系は全滅で基本機能のみしか使用できない状態になるでしょう。
個人的な感想としては、なかなか面白いボードでつついてみたいとは思うのですが、それだけで18,980円はちょっと厳しいかなー、という感じです。