はじめに
“「インテル Galileo 開発ボード」用のシリアル変換ケーブル結線について”でお知らせしましたように、シリアル変換ケーブルの配線について説明を二度修正することになってしまいました。そこで、現在掲載している情報が正しいことを検証する目的で、シリアル変換ケーブルを1本作成してみました。
シリアル変換ケーブルで使用する部品
記載価格は筆者が購入した際の価格です。脚注で購入元を記載します。※1
- 耐熱線材パック – 480円※2
- D-Sub 9ピン・メス(はんだ付け用) – 50円※3
- 3.5ミリメートル・ミニ・プラグ(3.5ミリメートル・ミニ・ステレオ・プラグ)(はんだ付け用) – 50円※4
- 熱収縮チューブ 太いもの – 200円くらい
- 熱収縮チューブ 細いもの – 50円
線材と熱収縮チューブはこれ専用に購入したわけではありませんが、それでも合計830円です。これらを計算に入れなければ追加額は100円です。
できあがり – シリアル変換ケーブル
“「Intel Galileo Development Board」を使用する準備”での説明通りに1本作りました。なお、今回は接続を解説するための写真が不要だったので、熱収縮チューブを使用して加工済みです:
このケーブルを用いて「インテル Galileo 開発ボード」と接続して“「Intel Galileo Development Board」を起動して動作確認”での説明通りに設定して作業をしてみましたが、送受信ともに正常に動作することを確認できました。
ついでなのでバッテリー・ユニットも作ってみる
はんだ付け作業のための準備をしてしまったので、ついでにリアル・タイム・クロックを動作させるためのバッテリー・ユニットも再作成してみました。
バッテリー・ユニットで使用する部品
- 「インテル Galileo 開発ボード」にコイン電池用ピンに一致する接続用2ピンコネクター(ケーブル付き) – 50円※5
- コイン電池ホルダー CR2032用 – 50円※6
- コイン電池 CR2032 – 200円
- 熱収縮チューブ 太いもの – 200円くらい
- 熱収縮チューブ 細いもの – 50円
熱収縮チューブは前述のと同じで、あまりを使用しています。このため合計額は550円ですが、前述のシリアル変換ケーブルと同時に作るのであれば、追加額は300円のみです。
このようにいろいろと自作をするようになると1個当たりの単価が下がるのが特徴ですね。
できあがり – バッテリー・ユニット
シリアル変換ケーブルと同様に“「Intel Galileo Development Board」を使用する準備”での説明通りに1本作りました。こちらも熱収縮チューブで加工済みです:
端子側で内部のケーブルが見えているのは極性を確認できるようにするために、意図的に熱収縮チューブを短くしているためです。
まとめ
二度修正することになってしまった“「Intel Galileo Development Board」を使用する準備”におけるシリアル変換ケーブルの配線が、現在掲載している内容で正しいことを検証する目的で作業を行ってみましたが、問題がないことが確認でき、一安心しました。
正しくない情報で作成してしまってご迷惑をおかけした方々にお詫びするとともに、現在の内容は問題ないことが確認できたということをお伝えしたいと思います。
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