Intel 来月のIDFで1.6Tb/sを実現する光学インターコネクト技術を明らかに – 北森瓦版
北森四夜さんの個人ブログからです。
ごく最近まで知られることがなかったこの技術は現在ドラフトスペックが準備されつつあるようである。そして来月のIntel Developer Forum (IDF 2013) でこの技術について明らかにされる。
Intelは古くからシリコンフォトニクスについて研究をしており、その研究の一部を2002年から公開し続けています。1つの成果はLightPeakで、これは物理層を光から電気に変えてThunderlightとして生まれ変わりました。そしてもう一つの成果がこのデータセンター向けのソリューションということになるのでしょう。
Intelがすごいのは、最先端企業になった今でも技術開発に余念がなく、結果を出し続けているところにあります。最近でも、組み込みボルテージレギュレーター、22nm半導体製造プロセス、3Dトランジスターの導入、デジタルRF、近しきい電圧(Near-Threshold Voltage)、先端製造プロセス適応型広帯域DRAMなどなど。これからも新しい技術要素が出てくるのでしょう。