18日に速報を書いてからすぐに特徴をまとめて追記しようと思っていたのですが、体調不良(風邪による発熱と頭痛)のためアップが伸びてしまいました。とりあえず以下に簡単にまとめておきたいと思います。
504i向けのiアプリは503i向けのiアプリから大幅に仕様が拡張されており、目立つところでは以下の機能が追加されています。
- APIが以下の3つに分割されました。
- APIが必ずどの機種でも装備されるiアプリ標準API。
- 搭載はメーカーの判断によるiアプリオプションAPI。
- 実装内容が機種ごとに異なる可能性のあるiアプリ拡張API。
- 待ち受けiアプリの作成が可能になりました。(iアプリ標準API)
- 3Dグラフィックス機能が導入されました。(iアプリ拡張API)
- 2Dグラフィックス機能も拡張されています。(iアプリ標準APIおよびiアプリオプションAPI)
- iアプリのサイズが最大30キロバイト、スクラッチパッドが最大100キロバイトに拡張されました。
- 赤外線通信機能がサポートされました。
- iモードブラウザやメーラとiアプリの連携が可能になりました。
- 仕様上のバグがいくつか修正されています。(不適切な
HttpConnection
クラスのHTTPステータス定数やスクラッチパッドとGeneric Connectionフレームワーク仕様の不整合等) - APIの挙動がより具体的に定義されました。
その他いろいろと拡張および変更あるいは再定義されており、一言では説明できません。そこを敢えて一言で言うと、
J-フォンのJavaアプリでできることはほぼ全て(一部セキュリティモデルに反する部分を除く)できる
ような仕様となっています。後発の強みでしょうか。
504iシリーズの発表は本日のようです。iモードのMy D-styleではD504iのページが既に設置されています。今日は504i関係のプレスリリースが連発されそうです。