バッファローのLANケーブルがLANコネクターから抜けなくなる事例

株式会社バッファローが「絶対にツメの折れないLANケーブル!!」というLANケーブルのシリーズを出している(商品名に「ツメの折れないLANケーブル」といったような名称が含まれています)のですが、これが一部パソコンのLANコネクターから抜けなくなり、その結果としてLANコネクターを壊してしまう事例が発生しているので、注意喚起としてお知らせします。

対象機種

  • 日本ヒューレットパッカードの一部ノートパソコン(例えばHP Pavilion DM1-4009AUなど)
  • 東芝の一部ノートパソコン(例えばdynabook R732など)
  • lenovoの一部ノートパソコン(例えばThinkPad X121eなど)

※2014年9月14日時点で筆者が確認しているものおよび情報提供を受けたもの。

当初、私の使用しているHP Pavilion DM1-4009AUだけに固有の問題かと思っていた(本当に抜けなくなります)ので、こちらには特に書いていなかったのですが、ほかにもそういう事例(上記の東芝dynabookシリーズ)があることを知ったので書いてみました。また、抜けない、とまではいかないまでも、抜きにくいケースはかなり発生しているようです。

個人的にはこのLANケーブルの使用を避けることをお勧めします。何しろ、挿して抜いてみるまで問題が発生するかどうかわからないのですから…。

実はこのLANケーブル、まとめ買いしちゃったんです。どうしようっていう感じです 😥 (未開封のもののみ集めて撮影してみましたので、開封品を入れるとあと2~3本増えます)

手持ちのバッファローの「ツメの折れないLANケーブル」

抜けなくなる理由は、この折れない「ツメ」が従来品の「ツメ」よりも少々やわらかい関係で、ケーブルを取り外すために「ツメ」を押したときに奥の方の押し下げが微妙に足りないことにあるようです。ですから抜けなくなった場合には「ツメ」のなるべく根元を押してみるとか、細くて薄い棒状のものを差し込んでみるなどすると、抜くことができるかもしれません(無理に引き抜くとコネクターを破損することがありますので、それは避けましょう)。

いずれにしてもこのような場合には無理をせず、ノートパソコンのメーカーあるいはバッファローに報告・相談した方がよいかと思います。

2014年9月14日追記

このページをお読みになった方からlenovo ThinkPad X121eでも抜けなくなるという情報提供を頂きましたので追記しました。

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