はじめに
元旦に週一回程度のペースで書ければ、などと書いておいてしばらく間があいてしまいました。仕事が始まってからはそちらのことに注力していて、まさかそのことを書くわけにも行かなかったり、休日は年末年始前後に休みをたくさん入れた余波の成果、ぼけ〜〜〜っとしてすごしていたりしたのが原因です。
そんな、ぼけ〜〜〜っと過ごしている休日に見た少し前(10年位前の作品)のDVDでふと気になることがあったのでそんなことをちょっと書いてみたいと思います。
ここ10年くらいで変わったこと
一番変わったと思うのは、携帯電話を手にするようになったことだと思っています。私は1997年の夏にはじめて簡易型携帯電話(PHS)を契約して、その後携帯電話に移りました。そうして考えると、もう10年にわたってPHS・携帯電話のある生活をしていることになります。
時々自宅に携帯電話を忘れると、一日がとても不便なものに感じてきます。時間、メール、メモ、スケジュール、電話帳などなど。全てを携帯電話に頼っている自分に気づきます。しかし、10年前の自分を思い浮かべてみると、携帯電話がなかったからといってそんなに不便はしていなかったように思います。気づかぬ間に携帯電話に依存する生活スタイルを身につけ、それにどっぷり浸って生きていたことに気づきます。
見ていたDVDの世界は今から10年ちょっと前の世界で、呼び出しはあっても(いわゆる)ポケットベルで、待ち合わせは時間通りに行って待つスタイルです。ポケットベルで呼ばれると固定電話や公衆電話を必死になって探すわけです。待ち合わせでも「遅れる」、「先についたので○○にいる」、なんていうことはできません。時間がくるまで待つ、いや、相手が来るまで根気の続く限り待つのです。それが一般的なことでした。今は携帯電話に遅れるメールや電話をするわけで、便利になったものです。それだけ時間をうまく使えるようになったのかな、とも思うのですが、待ち合わせにルーズになってしまう人が増えたという側面もあるように思えます。うん?私ですか?どうでしょう??(^^;
また先ほどのちょっと前のDVDと同時期に作られた近未来をテーマにしたDVDでは、現在ほど一般に携帯電話が普及しているという未来を描けていませんでした(ようやく普及し始めつつある程度の描かれ方でした)。当時見たときは、あぁ、これが近未来なんだなぁ、ということを現実感を持って見ていたのですが、現実の通信手段は当時の空想を越えて発展していたわけです。
このように「あるものの登場がそれまでの生活スタイルを意識せずに変更させてしまう」そういったことを、少し立ち止まって過去を見ることで確認してしまった新年早々でした。
まとめ
これから10年後を想像してみましょう。きっと携帯電話が登場した以上の劇的な変化が日常に訪れていることでしょう。それはまだ登場していないかもしれないし、もしかするとすでに登場している何かがそれを担っていくのかもしれません。そんな取り留めないことを考えながら、過ぎ去ったこれまでの日々と今年から始まる未来に畏怖(そう、私は未来を少しばかり恐がって見ています)を感じつつ、日々努力していきたいと思うのです。
ということで、私の新年における意気込みでした。