NTTドコモの発表によるとiモードの契約件数が本日3000万件を突破したのことです。このページでも今年中にiアプリ対応端末による契約も1000万件を突破しそうだと書いてきましたが、既に20日の時点で突破していたそうです。
ところで、この件は一般紙でも取り上げられているのですが、一部ではAOLの契約件数と比較した記事も見かけます。つまり、iモードサービスとISPの契約件数を比較しているわけです。この比較に意味はあるのでしょうか。iモードサービスの紹介で「インターネット接続サービス」とされていることがよくありますが、これは「インターネット接続型サービス」とするのが正しいように思うのです。iモードはiモード規格のWebページと文字コードを採用し、さらにiモード規格のメールがインターネットをも経由できるサービスであり、これがまぎれもなくiモードサービスなのです。J-フォンのJ-SKYサービスでもなく、KDDIのEZwebサービスでもないのです。だからこそ、iモードが強みとなり、NTTドコモが現在の地位を得ているのです。この様なことから、iモードの契約件数とISPの契約件数を同列に論じることはできないと私は考えるわけです。
それはさておき、とにかくこの3000万件という契約数はすさまじいの一言です。