「ハード・ディスク」「ハード・ドライブ」「ハード・ディスク・ドライブ」

どうでもいい、といえばどうでもいいのですが、ブログなどで文字に起こす場合に気になるのが「ハード・ディスク」をどう記述するかです。いま「ハード・ディスク」と書きましたが、他にも「ハード・ドライブ」あるいは「ハード・ディスク・ドライブ」といった表記もあります。

このうち、いま一番日本でメジャーなのが「ハード・ディスク」なのではないかと思いますが、英語圏では「Hard Drive」がメジャーで、これをカタカナ化した「ハード・ドライブ」も徐々に浸透しつつあります。例えば、Windows 7ではデフラグのことを「ハード ドライブの最適化」と表記しています。

1980年代後半に、一般家庭にハード・ディスクが普及し始めたときに、日本では「ハード・ディスク」あるいは「固定ディスク(日本電気用語)」を使用していました(ちなみに「固定ディスク」はおかしいと、「月刊アスキー別冊 蘇るPC-9801伝説 第2弾 / アスキー書籍編集部」という本の中でディスっている記事がありますが、「Fixed Drive」という表記も実際にあるので全くおかしくありません。むしろその指摘の方がおかしいです)。同じ段階で、アメリカでは「Hard Drive」が一般的に使用されていました。

なので、おそらくはゆっくりと「ハード・ドライブ」が一般化していくのかな~、とも思うのですが、現状としては何で書くべきなのか、と時々悩ましく思うことがあります。やはり「ハード・ディスク」と書くのが通りがよいのだろうと思って、今はそのように書いているのですが、みなさまはどのようにおもいますか?

それとも「HDD」という表記もある程度一般的にみられることから「ハード・ディスク・ドライブ」と書くべきという方々もいらっしゃるような気もします。

一方で英語からの翻訳記事では、わりと「ハード・ドライブ」と書いていることも多いんですよね…。

ほんと、悩ましいです。

クライアント側ではほとんどSSDが一般的なんてことになれば、SSDとだけ書けばよい時代が来るのかもしれませんが、それまではまだ長い時間が必要そうです。

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