Windows XPのサポートがついに終了

昨日2014年4月9日(日本時間)をもって、Microsoft Windows XPのサポート期間がついに終了しました:

ついにこの日がという感じです。終わってみれば一瞬のような気もします。Internet Explorer 6と8、Microsoft Office 2003のサポートも終了していますので同時に注意が必要です。Windows VistaでOffice 2003使っているとか、Internet Explorer 8だなんていう環境も世の中にはあったりします。それはWindows XPほどではないにしてもやはり脆弱な状態となります。アップグレードを検討すべきです。

さて、このWindows XPが発売された当時ですが、“ドコモ503i、ゲームキューブ、初代iPod──Windows XPと同じ年に世に出たものITmedia ニュース”という記事では、NTTドコモの503iシリーズ、任天堂のゲームキューブ、ソニーのPDAであるCLIE、Appleの初代iPodが挙げられています。

この中でまだサポートされているものはあるのでしょうか? というわけで調べてみました。

ムーバ503iシリーズ

NTTドコモのムーバシリーズに対応するPDCによるサービスが終了してしまっています。NTTドコモのサイトでも、もはや503iシリーズの製品ページはなくなってしまっており、ほとんどのページに記述は見られません。

ゲームキューブ

任天堂の“修理のご案内:修理の受付が終了した商品”というページにゲームキューブも掲載されています。というわけで終了しています。

ソニー CLIE

ソニーの“Support – ネットコミュニケーションカスタマーリンク”というページによると、

クリエの修理サービスについては、全て終了しております

とのことで、こちらも終了していました。

Apple iPod

これは検索してみたのですが、終了しているのかどうかよくわかりませんでしたが、問い合わせ対応を受けているようなので、もしかするとサポートを継続している可能性がありそうです。

というわけで、今回のWindows XPのサポート終了は他の製品と比較しても十分なサポート期間が設けられているといってよいでしょう。一部では不十分だという声も出ているようですが、それらはいったい何を基準としているのでしょうか…?

自分の周りを見回してみると、私の使用しているパソコンには一部にWindows XP搭載機がまだ残っています。というのも、使っているスキャナーが古くてWindows XPまでしかドライバーが提供されていないからです。これを使うときだけはWindows XPにご登場願って今後もしばらくは使っていくことになりそうです。あとはXPモードも古いソフトウェア開発環境の維持のために使わないといけなかったり、リリースパッケージを作るためにWindows XPが必要(XPモード不可)だったり。こうしてみると、まだ全廃は難しそうです。幸いなのは常用の必要ないところでしょうか。

メインパソコン(デスクトップ)とサブパソコン(ノート)はWindows 7で、近いうちにWindows 8.1なパソコンも迎え入れたいと思っているところです。

あとは来年に終わるWindows Server 2003が…。これも最新版へのリプレースを検討しなければ。


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